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「ちょっと!融資がおりないってどういう事よ!もう2ヶ月も3ヶ月も待たされているのよ!」 |
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背後から怒鳴り声が聞こえたので振り返ってみると、そこには真っ赤な顔をした母親が立っていた。 銀行員は保証協会の許可が下りないのでの一点張り。ただただ断るのみ。銀行に資料を提出し、いわゆるブローカーと呼ばれる人にもお願いするが、全て空振りに終わってしまっている。
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これだけ手を尽くしているのに、なぜ融資はおりないのか。嫌になった。もう人に頼まず直談判である。
私:「なぜ融資がおりないのですか?」
保証協会:「実は、お父さんの会社の債務が一億以上残ってまして!」
私:「え~、私が借りたわけではないのに、なぜ?親子一体なんですか?」
保証協会:「でも、今回はきて頂いたので融資の許可を出しましょう。」
銀行:「2500万の融資が決定しました。」
私:「えー!ジュース入れのアルバイトしている私にこんな大金を融資してくれるなんて!」
2000年 12月 26日。忘れもしません。アルバイトの私が 2600万の融資を受けた瞬間です。全く銀行について素人だった私が、融資を受けられたのです。
家族揃って祝杯をあげた瞬間でした。父は脳梗塞で半身不随で倒れ、ここまでの道のりは決して平坦なものではありませんでした。しかし、まぎれもなく、通帳に2600万円のお金が振り込まれたのです。
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